【競技結果】無良崇人 7位:フィギュアスケート男子:2017USインターナショナルクラシック
2017年9月15日~16日に、フィギュアスケートのUSインターナショナルクラシックが、米国・ソルトレークシティーで開催され、日本からは鳥取県スケート連盟所属の無良崇人選手(洋菓子のヒロタ)が友野一希選手とともに出場。
SPで5位と出遅れた無良崇人選手は、フリーでもジャンプミス連発から127.94点、合計205.38点で7位にとどまりました。
昨年は2位と相性の良かった試合だけに、残念なスタートとなりましたが、GPシリーズに向けてまだ再調整が間に合う時期。
再調整に向けて頑張ってほしいと思います。
■USインターナショナルクラシック・談話(デイリースポーツより抜粋)
演じるのは3季前にも使用した「オペラ座の怪人」。冒頭の4回転サルコーが2回転になると、続く4回転トーループこそ決めて見せたが、演技後半は次々にジャンプが抜けた。「初戦で意気込みすぎて、力が入ってしまった。完全に緊張している感じだった」
平昌五輪シーズン初戦を飾ることはできなかったが、「グランプリシリーズまでに練習し直したい」と雪辱を誓った。
順位 | 名前 | SP | FS | 合計 |
---|---|---|---|---|
1位 | ネイサン・チェン | 91.80(1) | 183.24(1) | 275.04 |
2位 | マックス・アーロン | 86.06(2) | 175.50(2) | 261.56 |
3位 | リアム・フィルス | 83.46(3) | 164.83(3) | 248.29 |
4位 | ヤロスラフ・パニオット | 77.20(6) | 155.96(4) | 233.16 |
5位 | 友野一希 | 69.88(8) | 155.42(5) | 225.30 |
6位 | ティモシー・ドレンスキー | 78.75(4) | 136.19(6) | 214.94 |
7位 | 無良崇人 | 77.44(5) | 127.94(8) | 205.38 |
8位 | ショーン・ラビット | 68.60(9) | 135.86(7) | 204.46 |
9位 | ミハル・ブレジナ | 75.78(7) | 118.17(11) | 193.95 |
10位 | ダニエル・サモーヒン | 64.74(11) | 126.46(9) | 191.20 |
11位 | ベネ・トマン | 66.96(10) | 121.35(10) | 188.31 |
12位 | ジョーダン・ドッズ | 51.19(13) | 101.51(12) | 152.70 |
13位 | アンドリュー・ドッズ | 58.44(12) | 84.80(13) | 143.24 |
14位 | チーシェン・チャン | 36.40(14) | 78.28(14) | 114.68 |
日本海新聞2017.9.17
【追記:8月23日TV放送】山陰中央テレビ TSKみんなのニュース「来年冬の平昌五輪へ無良選手が出場へ決意」
2017年8月23日(水)の山陰中央テレビ「TSKみんなのニュース」(16時50分~19時00分) にて「来年冬の平昌五輪へ無良選手が出場へ決意」と題して、鳥取県スケート連盟所属の無良崇人選手の特集が放送されます。
これは、8月11日(金)に岡山県国際スケートリンクにて開催された「NPO法人アイススポーツ鳥取主催:夏のスケート教室」の際にTV取材されたもの。
無良崇人選手のインタビューに交え、スケート教室の模様も放送されると思いますので、山陰地方にお住まいの方は是非ご覧ください。
【2017年8月23日夜 追記】
TSKみんなのニュースの無良崇人選手の特集「来年冬の平昌五輪へ無良選手が出場へ決意」、無事に放送されました。
スケート教室で無良選手が教えている様子、無良選手の平昌オリンピックに向けての意気込みを語ったインタビューに加え、無良選手の経歴や過去の試合映像、父 隆志コーチの紹介や鳥取県スケート連盟所属になったいきさつなど、無良選手の魅力をじっくりと紹介。
先日の無良選手が参加したスケート教室の愉しそうな模様や、無良選手のデモンストレーション、ジャンプの様子もしっかりと放送されていました。
参加者インタビューや、無良選手への応援メッセージなどを見ていても、子どもから大人まで、今回の参加者の方々の嬉しそうな様子がご覧頂けたかと思います。
また、スケート教室で参加者の皆さんが上手に滑る事ができるようになっている様子も、お分かり頂けたのではないでしょうか?
無良選手の今シーズンスタートまであと僅か。
無良選手への応援、どうぞ宜しくお願いいたします!
無良崇人選手:今シーズンの出場予定
チャレンジシリーズ USインターナショナル(9月13日~17日)
グランプリシーズン カナダ(10月27日~29日)
グランプリシリーズ アメリカ(11月24日~26日)
全日本選手権(12月20日~24日)
山陰中央テレビ TSKみんなのニュース「来年冬の平昌五輪へ無良選手が出場へ決意」(2017年8月23日)
インタビュー内容
– スケート教室について
すごい沢山来ていただいて、
意外と滑れる方が多くてビックリなんですけど。自分の競技とはまた違って、
新たに、教える事で発見する事というのもあるので。– 前回ソチオリンピックを逃した経験から
前回(4年前)の時に自分の気持ちをコントロールできなかった時があったので、
そういう経験をいかして、
しっかり一つ一つの試合に
落ち着いて臨めるようにしたいというふうに思います。– 平昌オリンピックに向けて
オリンピックっていう舞台っていうのが、
ある意味、現役としての憧れの場であるっていうことは確かだと思うので、
その上を目指していくっていう気持ちを持ってさえいれば、
逆に守りにはいらなければ大丈夫かなと思います。
【開催レポート】2017夏休みスケート教室 & 鳥取県スケート連盟 夏合宿
恒例のNPO法人アイススポーツ鳥取主宰「夏のスケート教室」が、今年も2017年8月11日(金・祝)12:00~13:30に、岡山国際スケートリンクにて開催されました。
今年で記念すべき10回目となる岡山国際スケートリンクでの「夏のスケート教室」ですが、今年も鳥取県内外から申込が集まり、締切前に受付終了となるほどの人気ぶり。
過去最多の参加者数という事で急遽、無良隆志先生、無良千絵先生、宮崎勇人先生、奥岩加奈子先生とプロインストラクター4名に指導協力いただくことになった今回のスケート教室。
昨年は県外でのアイスショーの為に不参加だった鳥取県スケート連盟登録の無良崇人選手、昨年に続いて木科雄登選手(西日本ジュニア選手権・全日本中学スケート競技会・優勝)も参加、そして鳥取県スケート連盟関係者も全面サポート。
さらにはテレビ局の取材カメラ班まで入るという、大変賑やかで豪華なスケート教室となりました。
今年は参加者が多く、様々なレベルの方がいらっしゃったので、自己申請で、1 初めての方グループ、2 初心者グループ、3 経験者グループの、3つのレベルに分かれてのグループレッスンになりました。
今年も1時間半の短いレッスンでしたが、基礎の動きをしっかりと学ぶ事で、小さなお子様からスケート初心者の大人の方まで、楽しくスケートを滑る事ができるようになっていく模様をフォトレポートでお伝えします。
【 受付~開会式 】
今年も鳥取県だけでなく全国からも、多数の参加者の方が「岡山国際スケートリンク」に続々と集合。
開会式で、主催の当NPO理事長や無良隆志先生のあいさつが行われる中、テレビ取材班もカメラ撮影をスタート。
【氷上での基礎動作のレッスン】
防具やスケート靴の紐のチェックと準備運動をした後で、いよいよスケートリンクに入ります。まずは全員が壁に添って慎重に進み、氷上の感覚を確かめます。今年は人数も多いだけあって、リンクの端から端まで埋まってしまいました。
一番最初に覚えるのは「しゃがむ → 立ち上がる 」「バランスを取りながら足踏み → 歩いて進む」という大切な基本動作。トップスケーターでも誰もが通る第一歩です。
【 個人個人に合わせてマンツーマンレッスン】
歩いて進めるようになったら、滑って前に進めるように練習します。
不安そうな子ども達には、スタッフがマンツーマンで補助しながらレッスン。
皆が徐々に一人で滑れるようになってきました。
【 自由に曲がれるようにレッスン 】
まっすぐに進めるようになったら、次はコーンを使って、思った方向に上手に曲がれるように練習します。
TVカメラマンも補助椅子を使って、リンクを滑走しながら撮影。
最後はしばしの自由滑走タイムで、一人一人がレッスンの内容を思い出しながら、本日の上達ぶりを実感しました。
【 みんな笑顔で記念写真 】
レッスン後には、無良崇人選手、木科雄登選手がデモンストレーションを披露し、普段なかなか近くで見る事ができないトップスケーターの滑りを前に、参加者の方々からも感動の拍手が。
こうして10回目となるNPO法人アイススポーツ鳥取主催のスケート教室は、賑やかに無事終了となりました。
当日撮影されたスケート教室の模様は、放送日未定ですが、おそらく山陰中央テレビのニュースで放送されると思いますので、山陰地方にお住いの方は要チェックです。
沢山の参加者の皆様、レッスンにご協力頂いた皆さま、岡山国際スケートリンクの皆様、ありがとうございました。
最後は、スケート教室の参加者の皆さんと記念撮影。
【鳥取県スケート連盟 2017夏合宿】
2017年の鳥取県スケート連盟主催のフィギュア強化合宿は、無良崇人選手など鳥取県スケート連盟登録選手をはじめ、木科雄登選手や鳥取県内外の選手が参加し、8月13日~8月16日まで岡山国際スケートリンクにて開催されました。
スケート教室、スケート合宿ともに、来年も開催したいと思っていますので、また皆さまのご参加、ご協力、どうぞ宜しくお願い致します。
【2018年8月更新】無良 崇人選手:戦績 2012-2018・プロフィール
無良 崇人 選手プロフィール
無良 崇人(むら たかひと 1991年2月11日)
日本のフィギュアスケーター
鳥取県スケート連盟 登録
所属事務所 オレンジチアーズ
主な経歴 / 紹介
・フィギュア 世界ランキング 最高順位6位
・GPシリーズスケート / フランス・カナダ 優勝
・四大陸選手権 優勝
・全日本選手権 歴代最多13回連続出場
フィギュアスケートインストラクターの両親の元で2歳よりスケートを始める。
鳥取県スケート連盟のコーチをしていた鳥取県伯耆町出身の父・無良隆志氏と共に、幼少期より鳥取市内のリッチランド・アイススケートリンクにて練習する機会も多く、2014年より、縁のある鳥取県スケート連盟の登録選手(洋菓子のヒロタ所属)となる。
NPOアイススポーツ鳥取と鳥取県スケート連盟が行っている夏のスケート教室や合宿などへの参加や、県や市へスケートリンク建設を要望するなど、鳥取県内のアイススケート普及にも尽力。
また同じく母親が鳥取県倉吉市出身で鳥取に縁のある町田 樹選手とともに、鳥取県内の新聞・テレビでも大きく取り上げられ、県内の幅広い層へのスケート競技の認知度向上にもつながった。
五輪の切符をかけた昨年の全日本選手権での演技は、全国の多くの視聴者に大きな感動を与え、大会後には無良選手の話題がTwitterトレンド入りするなど、鳥取県スケート連盟にも県内のみならず、全国から多くの励ましの声が届いた。
2018年3月16日に、浅田真央さん、浅田舞さん姉妹と共に始める「浅田真央サンクスツアー ~感謝を届けるアイスショー~」の発表記者会見という華々しい場で、現役引退を発表。
オリンピックの出場は叶わなかったものの、日本フィギュアスケート界を支えた功績は大きく、国内のみならず、国外の多くのスケーターからも信頼を集めている。
3回転アクセルの高さや幅は世界でも屈指。
略歴
1991年 千葉県松戸市出身
1994年 スケートを始める
2006年 駒場学園高等学校 入学
2008年 倉敷翠松高等学校 転入
2009年~2012年 中京大学 在籍
2013年 岡山国際スケートリンク 所属
2014年 洋菓子のヒロタ 所属
2014年 鳥取県スケート連盟の選手として登録
2018年 3月に選手引退し、プロスケーターに転向
関連サイト
主な戦績
2017-2018 シーズン
開催日 | 大会名 | SP | FS | 順位 |
---|---|---|---|---|
2018年1月24日~27日 | ISU 四大陸フィギュアスケート選手権大会 2018(台北) | 10 76.66 |
11 148.75 |
12 225.41 |
2017年12月21日-24日 | 第85回全日本フィギュアスケート選手権(東京武蔵野) | 3 85.53 |
3 172.88 |
3 258.41 |
2017年11月25日-27日 | ISUグランプリシリーズ アメリカ(レークプラシッド) | 7 75.05 |
8 137.72 |
7 212.77 |
2017年10月28日~29日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(レジャイナ) | 8 74.82 |
12 111.84 |
12 186.66 |
2017年9月15日~16日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 5 77.44 |
8 127.94 |
7 205.38 |
2016-2017 シーズン
開催日 | 大会名 | SP | FS | 順位 |
---|---|---|---|---|
2017年3月10日-12日 | 2017年プランタン杯(ルクセンブルク・コッケルシュエール) | 2 78.68 |
2 141.06 |
2 219.74 |
2017年2月19日-26日 | 2017冬季アジア札幌大会 (札幌) | 4 90.32 |
4 172.99 |
4 263.31 |
2016年12月22日-25日 | 第85回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 1 90.34 |
3 151.77 |
3 242.11 |
2016年11月11日-13日 | ISUグランプリシリーズ フランス杯(パリ) | 6 78.38 |
5 170.04 |
5 248.42 |
2016年10月27日-30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 2 81.24 |
9 140.89 |
8 222.13 |
2016年9月14日-17日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 3 82.55 |
2 169.65 |
2 252.20 |
2015-2016 シーズン
開催日 | 大会名 | SP | FS | 順位 |
---|---|---|---|---|
2016年3月11日-13日 | 2016年プランタン杯(ルクセンブルク) | 5 61.05 |
2 156.44 |
3 217.49 |
2016年2月16日-21日 | 2016年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 4 89.08 |
4 179.35 |
5 268.43 |
2015年12月24日-27日 | 第84回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 3 93.26 |
2 170.20 |
3 263.46 |
2015年11月27日-29日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(長野) | 3 88.29 |
5 153.92 |
3 242.21 |
2015年10月23日-25日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ミルウォーキー) | 10 71.66 |
9 129.17 |
10 200.83 |
2014-2015 シーズン
開催日 | 大会名 | SP | FS | 順位 |
---|---|---|---|---|
2015年4月16日-18日 | 第4回フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 4 82.04 |
3 165.40 |
3 団体 |
2015年3月26日-28日 | 2015年世界フィギュアスケート選手権(上海) | 23 64.93 |
12 146.81 |
16 211.74 |
2015年2月12日-14日 | 2015年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 4 84.88 |
7 150.78 |
7 235.75 |
2014年12月25日-28日 | 第83回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 5 78.54 |
4 157.86 |
5 236.40 |
2014年12月11日-14日 | 2014/2015 ISUグランプリファイナル(スペイン・バルセロナ) | 6 78.35 |
4 157.02 |
5 235.37 |
2014年11月28日-30日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(大阪) | 1 86.28 |
4 148.16 |
3 234.44 |
2014年10月31日-11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(カナダ・ケロウナ) | 2 82.57 |
1 173.24 |
1 255.81 |
2014年10月4日 | 2014年ジャパンオープン(さいたま) | – | 3 146.41 |
3 団体 |
2014年9月18日-21日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィー(イタリア・ミラノ) | 1 81.15 |
2 154.64 |
2 235.79 |
日本スケート連盟 会報誌「skating」記事
2013-2014 シーズン
開催日 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2014年3月6日-9日 | 2014年チャレンジカップ(ハーグ) | 1 |
2014年1月20日-25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 1 |
2013年12月20日-23日 | 第82回全日本フィギュアスケート選手権(さいたま) | 6 |
2013年11月8日-10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 6 |
2013年10月25日-27日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(セントジョン) | 10 |
2013年10月3日-5日 | 2013年オンドレイネペラトロフィー(ブラチスラヴァ) | 2 |
2012-2013 シーズン
開催日 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2013年4月11日-14日 | 2013年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 5 |
2013年3月10日-17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 8 |
2013年2月8日-11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 8 |
2012年12月20日-24日 | 第81回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 3 |
2012年11月16日-18日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 1 |
2012年10月26日-28日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ウィンザー) | 8 |
【メディア情報】無良崇人選手 今期フリープログラムは「オペラ座の怪人」
(朝日新聞 2017年7月7日)
無良崇人選手の今期フリープログラム曲が「オペラ座の怪人」であることが発表されました。
「オペラ座の怪人」と言えば、洋菓子のヒロタ所属・鳥取県スケート連盟の登録選手となった3シーズン前に2014カナダGPで優勝した時と同じ曲。
父である無良隆志コーチと「鳥取からオリンピックに」を目標にかかげてから3年。
洋菓子のヒロタさんをはじめとしたスポンサーの方々や、無良選手のスケート活動を支える多くの支援者の方々、そして多くのファンの期待もつまったこの3年。
ついにやってきた韓国平昌オリンピックへの選考シーズンだけに、無良選手の今シーズンにかける想いがひしひしと伝わってきます。
振付は2014年ソチ五輪アイスダンス金メダルのチャーリー・ホワイト氏、そして衣装はコシノヒロコさんの次女の小篠ゆまさんが担当。
平昌オリンピックの出場枠は3枠。
無良崇人選手の大きな挑戦に向けて、鳥取のスポーツ関係者、スケートファン、そして全国からも多くの皆様の応援をお願いいたします!
【広報誌発行】鳥取県スケート連盟・鳥取県アイスホッケー連盟情報誌「Let’s アイスポ No.9」
6月17日にNPO法人アイススポーツ鳥取の総会が終わり、今年も鳥取県スケート連盟、鳥取県アイスホッケー連盟情報誌『Let’s アイスポ』No.9(NPO法人アイススポーツ鳥取発行)の配布が始まりました。
今回も鳥取県立図書館をはじめ、県内各施設に置いていただいています。
無良崇人選手の情報やスケートリンク建設に向けた動き、夏休みスケート教室の情報、その他フィギュア、スピード、アイスホッケーの大会結果などを掲載しています。
TAKE FREEです。
是非ご覧ください!
置いていただいている施設
鳥取県立図書館
コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場
鳥取県民体育館
鳥取産業体育館
倉吉体育文化会館
米子産業体育館
鳥取県立武道館
皆生市民プール ほか
【お願い:5月19日まで】改築予定の鳥取市民体育館についての意見募集
鳥取市が改築予定の鳥取市民体育館の「鳥取市民体育館再整備基本構想(案)」について、皆様のご意見を募集しています。
体育館の建て替え案の中に、スケートリンクの複合化を含めた意見も出ています。
フィギュア、スピード、アイスホッケー選手の練習環境の確保、市民の憩いの場としてより良い施設となるよう、スケートリンク複合化についてのメリットなど、この案に皆様から良いご意見・ご希望をお願いいたします。
鳥取リッチランドや米子YSPのスケートリンクがあった頃には、鳥取でもスケートを楽しまれた方が沢山いらっしゃると思います。
今は鳥取を離れているけれど、親戚やお友達の方が鳥取にいらっしゃるという方々も、周りに意見のお願いをしてみていただけるようであれば、是非ご協力をお願いいたします。
詳しい意見募集方法は鳥取市のホームページ記事をご覧ください。
鳥取市ホームページ
「鳥取市民体育館再整備基本構想(案)について皆様のご意見を募集します」
鳥取県スケート連盟のFacebookより
2006年1月に鳥取県内唯一のスケートリンクが閉鎖になってから、10年以上鳥取県にはスケートリンクが無い状態が続いています。
県内のスケート選手、アイスホッケー選手は、練習のたびに何時間もかけて県外のリンクに出掛けています。引退する選手はいても、新しく始める選手がいない為、選手の数も減り続けています。
スケートリンクが閉鎖してから今までの間に、荒川静香さんのオリンピック金メダルや、高橋大輔さん、浅田真央さん、羽生結弦選手などの活躍もあり、全国的に現在のスケート人気があります。
鳥取県内にも、世界で活躍する選手に憧れ、スケートを始めたい子もいるはずですし、スケートをやってみたい子供たちもいるはずです。
スケートは子供から高齢者の方まで楽しめる生涯スポーツです。
鳥取県内に一刻も早くスケートリンクができるように、また現在の状況をたくさんの方に知っていただけるよう、いいねやシェアをしていただけるとありがたいです。
■ 荒川静香さんからのエール
2006年には、トリノ五輪・金メダルの荒川静香さんが鳥取のスケートリンクが無くなった事を知り、鳥取県民文化会館 梨花ホールで「鳥取のこどもたちに夢と希望を」のトークショーを開催してくださいました。
この事がきっかけで、鳥取のスケート関係者などを中心に、スケートリンク建設へ向けた運動が始まりました。
■ 無良崇人選手の声
父の無良隆志コーチが鳥取出身であり、鳥取と縁が深いことから鳥取県スケート連盟登録選手となったフィギュアスケーターの無良崇人選手が、鳥取県や鳥取市にスケートリンク要望を伝えてくださった事で、メディアでも扱われるようになり、県内でのスケートリンク問題の認知度も高まりました。
(無良選手は、2014年9月に鳥取市役所 深沢市長を表敬訪問し、スケートリンク建設を要望。)
フィギュアスケーター 無良崇人選手
(鳥取県スケート連盟登録 / 洋菓子のヒロタ所属)
2014年9月 TSKスーパーニュース 無良崇人選手の特集
■本田武史さんからもエール
現在スケートTV放送の解説やコーチとしても知られているプロフィギュアスケーターの本田武史さん(2002年・2003年世界選手権 連続3位、2002年ソルトレイクシティオリンピック4位)からも、鳥取のスケートリンク建設に向けての心強いエールをいただきました。(5月12日追記)
今までの鳥取市のスケートリンク建設への要望の流れ
2006年
・鳥取市のスケートリンク「リッチランド」が閉鎖。
鳥取県内の唯一のスケートリンクが無くなる。2006年8月21日
・トークショー 荒川静香さんからのメッセージ「鳥取のこどもたちに夢と希望を」を鳥取県民文化会館 梨花ホールにて開催。(トリノ五輪で金メダルを獲得・フリー転向後、鳥取が初のトークショー)2008年5月
・鳥取のこどもたちの未来の為に「鳥取にもう一度アイススケートリンクを創ろう!」をスローガンに、NPO法人アイススポーツ鳥取を設立2010年5月
・竹内鳥取市長に、スケートリンク建設を陳情2012年7月6日
・鳥取市スケートリンク検討委員会が設立2014年5月8日
・鳥取市スケートリンク検討委員会が「鳥取市にアイススケートリンクは必要」との報告書を深沢市長に提出2014年9月
・無良崇人選手が鳥取県庁、鳥取市役所を表敬訪問し、スケートリンクの建設を要望2016年
・鳥取市議会で、アイススケートリンク建設についての質問が取り上げられる
・鳥取市民体育館の再整備基本構想に、アイススケートリンク複合化案が出る
■ 過去にはメディアでも大きく特集
鳥取にスケートリンクがない問題は、過去に地方新聞やテレビでも何度も特集されました。
鳥取のリンクについては、以前、高橋大輔さんもエールを送ってくださっています。
■ 鳥取にスケートリンクがあった頃には
鳥取市にスケートリンクがあった頃には、鳥取のフィギュアスケート合宿は全国でも名が知られており、幼少期の無良崇人選手以外にも、鳥取と縁のある町田樹さん、少年期の高橋大輔さんなど、後のトップスケーターもよく練習に来られていました。
鳥取からも、フィギュアの岩本英嗣さん(1990年全日本Jr選手権優勝・第58回国体成年男子優勝)を輩出するなど、フィギュアクラブ活動も盛んで、アイスホッケー、スピードスケートも国体常連県となり、全国からスケート鳥取と一目置かれた時期もありました。
そんな選手たちも、2006年にリッチランド・スケートリンクが閉鎖された事で、唯一の練習場所を失ってしまいました。
奇しくも、荒川静香さんがトリノオリンピックで優勝された年でした。
高橋大輔さん、浅田真央さん、羽生結弦選手などのフィギュア選手や、スピードスケートの小平奈緒選手、アイスホッケー女子のオリンピック2大会連続出場など、多くのスケート選手の方々の活躍で、全国的なスケート人気が続いていますが、子どもたちがスケートをしてみたいと夢みても、スケートをできる場所は鳥取にはありません。
あれから10年間、当時スケートをしていた選手たちも、県外での練習に耐えて、何とか冬季国体連続出場を続けてきました。
リンクが無い県の国体連続出場は、鳥取県が全国唯一です。
しかし、この10年で選手も大人になり、徐々に引退・・・
選手の数も僅かになりましたが、何とかここまで頑張ってきました。
選手への支援もリンク建設への努力も、ここまで10年間、コツコツと続けてきました。
鳥取市民体育館の建て替えでの複合化案は、この10年間に一度もなかった大きなチャンスだと思います。
スケートリンクは、沢山の人と笑顔が集まる場所でもあります。
きっと、県内外から多くの笑顔が集まってくる場所になると思います。
大切な税金が、子どもたちの未来と、多くの市民の笑顔と賑わいにつながるように、是非、少しでも多くの皆様の意見を鳥取市にお送り頂けたらと願います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
NPO法人アイススポーツ鳥取 会員一同
【競技結果】無良崇人 2位:クープ・ド・プランタン2017
2017年3月10日-12日にヨーロッパのルクセンブルク大公国(コッケルシュエール)で開催されたフィギュアスケートの国際B級大会「クープ・ド・プランタン2017」シニア男子に、鳥取県スケート連盟登録の無良崇人選手(洋菓子のヒロタ)が出場しました。
無良選手は2位となりましたが、12名エントリー中、6名が欠場となってしまった今試合。
国際B級試合では、4カ国8名以上の参加がISUランキングのポイント加算の条件になる為、今回は2位になるも、ポイントが加算されないという残念な結果になってしまいました。
順位 | 選手名 | SP | FS | 得点 |
---|---|---|---|---|
1位 | 宇野昌磨 | 1 | 1 | 303.68 |
2位 | 無良崇人 | 2 | 2 | 219.74 |
3位 | Slavik HAYRAPETYAN(アルメニア) | 3 | 3 | 156.37 |
4位 | Meng-Ju LEE(台湾) | 4 | 4 | 136.62 |
5位 | Andras CSERNOCH(ハンガリー) | 5 | 5 | 114.97 |
【競技結果】無良崇人 4位:2017冬季アジア札幌大会 フィギュアスケート男子
2017年2月19日~2月26日に北海道・札幌で開催された2017冬季アジア札幌大会 フィギュアスケート男子に、鳥取県スケート連盟登録の無良崇人選手(洋菓子のヒロタ)が出場しました。
ショートプログラム(曲:スペイン民謡 ファルーカ・チャーリー・ホワイト振付)でスピンとステップにミスはあったものジャンプはノーミスで90.32点とトップと2.54点差の4位となり、メダルに期待がかかった無良選手。
翌日のフリー(曲:ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番)では大きなミスなく滑り終え、172.99点(4位)・合計263.31点の4位と、惜しくも表彰台には届きませんでしたが、今年一番の滑りが見られた今大会に無良選手も「すっきりとした気持ちで来シーズンを迎えられる」と、来年の五輪へ向けて良い内容の大会となりました。
順位 | 選手 | 国 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 宇野昌磨 | 日本 | 281.27 |
2 | ボーヤン・ジン | 中国 | 280.08 |
3 | ハン・ヤン | 中国 | 271.86 |
4 | 無良崇人 | 日本 | 263.31 |
5 | ブレンダン・ケリー | オーストラリア | 237.37 |
6 | ミーシャ・ジー | ウズベキスタン | 233.93 |
7 | キム・ジンソ | 韓国 | 228.67 |
8 | ジュリアン志傑乙 | マレーシア | 222.69 |
日本海新聞 2017年元旦 無良崇人 特集記事
日本海新聞の元旦4部 1・2面に鳥取県スケート連盟登録の無良崇人選手の特集が掲載されました。
今年もNPO法人アイススポーツ鳥取は、鳥取県でのアイススケートやアイスホッケーなどアイススポーツの普及推進、来年の平昌オリンピックに向けて挑戦する無良選手や鳥取県登録選手を応援していきますので、宜しくお願いします。
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