【お願い:5月19日まで】改築予定の鳥取市民体育館についての意見募集
鳥取市が改築予定の鳥取市民体育館の「鳥取市民体育館再整備基本構想(案)」について、皆様のご意見を募集しています。
体育館の建て替え案の中に、スケートリンクの複合化を含めた意見も出ています。
フィギュア、スピード、アイスホッケー選手の練習環境の確保、市民の憩いの場としてより良い施設となるよう、スケートリンク複合化についてのメリットなど、この案に皆様から良いご意見・ご希望をお願いいたします。
鳥取リッチランドや米子YSPのスケートリンクがあった頃には、鳥取でもスケートを楽しまれた方が沢山いらっしゃると思います。
今は鳥取を離れているけれど、親戚やお友達の方が鳥取にいらっしゃるという方々も、周りに意見のお願いをしてみていただけるようであれば、是非ご協力をお願いいたします。
詳しい意見募集方法は鳥取市のホームページ記事をご覧ください。
鳥取市ホームページ
「鳥取市民体育館再整備基本構想(案)について皆様のご意見を募集します」
鳥取県スケート連盟のFacebookより
2006年1月に鳥取県内唯一のスケートリンクが閉鎖になってから、10年以上鳥取県にはスケートリンクが無い状態が続いています。
県内のスケート選手、アイスホッケー選手は、練習のたびに何時間もかけて県外のリンクに出掛けています。引退する選手はいても、新しく始める選手がいない為、選手の数も減り続けています。
スケートリンクが閉鎖してから今までの間に、荒川静香さんのオリンピック金メダルや、高橋大輔さん、浅田真央さん、羽生結弦選手などの活躍もあり、全国的に現在のスケート人気があります。
鳥取県内にも、世界で活躍する選手に憧れ、スケートを始めたい子もいるはずですし、スケートをやってみたい子供たちもいるはずです。
スケートは子供から高齢者の方まで楽しめる生涯スポーツです。
鳥取県内に一刻も早くスケートリンクができるように、また現在の状況をたくさんの方に知っていただけるよう、いいねやシェアをしていただけるとありがたいです。
■ 荒川静香さんからのエール
2006年には、トリノ五輪・金メダルの荒川静香さんが鳥取のスケートリンクが無くなった事を知り、鳥取県民文化会館 梨花ホールで「鳥取のこどもたちに夢と希望を」のトークショーを開催してくださいました。
この事がきっかけで、鳥取のスケート関係者などを中心に、スケートリンク建設へ向けた運動が始まりました。
■ 無良崇人選手の声
父の無良隆志コーチが鳥取出身であり、鳥取と縁が深いことから鳥取県スケート連盟登録選手となったフィギュアスケーターの無良崇人選手が、鳥取県や鳥取市にスケートリンク要望を伝えてくださった事で、メディアでも扱われるようになり、県内でのスケートリンク問題の認知度も高まりました。
(無良選手は、2014年9月に鳥取市役所 深沢市長を表敬訪問し、スケートリンク建設を要望。)
フィギュアスケーター 無良崇人選手
(鳥取県スケート連盟登録 / 洋菓子のヒロタ所属)
2014年9月 TSKスーパーニュース 無良崇人選手の特集
■本田武史さんからもエール
現在スケートTV放送の解説やコーチとしても知られているプロフィギュアスケーターの本田武史さん(2002年・2003年世界選手権 連続3位、2002年ソルトレイクシティオリンピック4位)からも、鳥取のスケートリンク建設に向けての心強いエールをいただきました。(5月12日追記)

本田武史さんより(2017年5月6日)
今までの鳥取市のスケートリンク建設への要望の流れ
2006年
・鳥取市のスケートリンク「リッチランド」が閉鎖。
鳥取県内の唯一のスケートリンクが無くなる。2006年8月21日
・トークショー 荒川静香さんからのメッセージ「鳥取のこどもたちに夢と希望を」を鳥取県民文化会館 梨花ホールにて開催。(トリノ五輪で金メダルを獲得・フリー転向後、鳥取が初のトークショー)2008年5月
・鳥取のこどもたちの未来の為に「鳥取にもう一度アイススケートリンクを創ろう!」をスローガンに、NPO法人アイススポーツ鳥取を設立2010年5月
・竹内鳥取市長に、スケートリンク建設を陳情2012年7月6日
・鳥取市スケートリンク検討委員会が設立2014年5月8日
・鳥取市スケートリンク検討委員会が「鳥取市にアイススケートリンクは必要」との報告書を深沢市長に提出2014年9月
・無良崇人選手が鳥取県庁、鳥取市役所を表敬訪問し、スケートリンクの建設を要望2016年
・鳥取市議会で、アイススケートリンク建設についての質問が取り上げられる
・鳥取市民体育館の再整備基本構想に、アイススケートリンク複合化案が出る
■ 過去にはメディアでも大きく特集
鳥取にスケートリンクがない問題は、過去に地方新聞やテレビでも何度も特集されました。
鳥取のリンクについては、以前、高橋大輔さんもエールを送ってくださっています。

読売新聞 鳥取版 2014年5月9日 特集記事
■ 鳥取にスケートリンクがあった頃には
鳥取市にスケートリンクがあった頃には、鳥取のフィギュアスケート合宿は全国でも名が知られており、幼少期の無良崇人選手以外にも、鳥取と縁のある町田樹さん、少年期の高橋大輔さんなど、後のトップスケーターもよく練習に来られていました。
鳥取からも、フィギュアの岩本英嗣さん(1990年全日本Jr選手権優勝・第58回国体成年男子優勝)を輩出するなど、フィギュアクラブ活動も盛んで、アイスホッケー、スピードスケートも国体常連県となり、全国からスケート鳥取と一目置かれた時期もありました。
そんな選手たちも、2006年にリッチランド・スケートリンクが閉鎖された事で、唯一の練習場所を失ってしまいました。
奇しくも、荒川静香さんがトリノオリンピックで優勝された年でした。
高橋大輔さん、浅田真央さん、羽生結弦選手などのフィギュア選手や、スピードスケートの小平奈緒選手、アイスホッケー女子のオリンピック2大会連続出場など、多くのスケート選手の方々の活躍で、全国的なスケート人気が続いていますが、子どもたちがスケートをしてみたいと夢みても、スケートをできる場所は鳥取にはありません。
あれから10年間、当時スケートをしていた選手たちも、県外での練習に耐えて、何とか冬季国体連続出場を続けてきました。
リンクが無い県の国体連続出場は、鳥取県が全国唯一です。
しかし、この10年で選手も大人になり、徐々に引退・・・
選手の数も僅かになりましたが、何とかここまで頑張ってきました。
選手への支援もリンク建設への努力も、ここまで10年間、コツコツと続けてきました。
鳥取市民体育館の建て替えでの複合化案は、この10年間に一度もなかった大きなチャンスだと思います。
スケートリンクは、沢山の人と笑顔が集まる場所でもあります。
きっと、県内外から多くの笑顔が集まってくる場所になると思います。
大切な税金が、子どもたちの未来と、多くの市民の笑顔と賑わいにつながるように、是非、少しでも多くの皆様の意見を鳥取市にお送り頂けたらと願います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
NPO法人アイススポーツ鳥取 会員一同
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