【お知らせ】フィギュアスケート無良崇人選手 現役引退 ~ プロ転向へ

2018/03/17   //   お知らせ, 無良崇人

2018年3 月16 日をもって、鳥取県スケート連盟登録の無良崇人選手(洋菓子のヒロタ)が、24年間のフィギュアスケート選手生活にピリオドを打ち、プロフィギュアスケーターへの転向することとなりました。

無良選手は、選手としての登録は終えますが、今後も鳥取県スケート連盟の登録、洋菓子のヒロタ所属のプロスケーターとして活動を継続することとなります。

今まで、応援いただいた皆様、そしてご支援・ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

今後とも、応援をどうぞ宜しくお願い致します。

鳥取県スケート連盟では、応援していただいた皆様へ感謝を込めて、ささやかなプレゼントを企画していますので、是非楽しみにお待ちください。(当ホームページにて近日発表)

鳥取県スケート連盟では、無良選手引退と新しい門出を記念して、また今まで応援していただいた皆様へ感謝を込めて、「無良崇人クリアファイル」をプレゼント致します。(2018年4月25日まで)

無良崇人選手 現役引退発表
(2018年3月17日 日本海新聞)

2014年に、鳥取県出身の父である無良隆志コーチと平昌オリンピックを目指すべく、鳥取県スケート連盟の登録選手となった無良崇人選手。

この4年間、グランプリシリーズ、四大陸選手権での優勝をはじめ、国際大会、全日本選手権などで多くのメダルを獲得し、最後の試合となった2017年末の全日本選手権では、惜しくもオリンピック代表には選考されませんでしたが、無良選手らしさ溢れる素晴らしい演技は、これからの未来が大きく開かれることを予感させるような、そんな充実感さえ感じました。

そして今回の、浅田真央さん、浅田舞さん姉妹と共に始める「浅田真央サンクスツアー ~感謝を届けるアイスショー~」の発表記者会見という華々しい場での引退発表。

プロフィギュアスケーターとしての新しい門出という、多くの方に祝福される最高の形での引退会見となりました。

只今、2018年5月3日より全国10か所を周る「浅田真央サンクスツアー ~感謝を届けるアイスショー~」を始め、幼少期から共に過ごしてきた浅田真央さんと共に、スケート界の発展と貢献のための大きなプロジェクトの準備を進めております。

鳥取県スケート連盟、NPO法人アイススポーツ鳥取も、プロフィギュアスケーター無良崇人の活動を応援するとともに、これからもスケートの普及活動で協力していきたいと思います。

■ 無良崇人 twitter より

いつも応援していただいている皆様。本日会見にて発表させていただきましたが、本日をもちまして現役を引退することを決意いたしました。

スケートを始めて24年間、沢山の方々に支えていただき、ここまで続けて来ることが出来ました。
これからはプロの名に恥じないスケーターを目指し、恩返しをして行きたいと思っています。 これからも末永く応援していけただけたら幸いです。
また新たな無良崇人をこれからもよろしくお願い致します。

無良崇人 twitter >>

■ 引退記者会見での一問一答(デイリースポーツより抜粋)

-引退決断の経緯。

「(平昌五輪の代表を逃し)正直、気持ちとしてはあそこで終わるつもりだった。選考から漏れた時点で、(引退の)思いもあった。ただ、補欠ということで練習は続けていました。僕の中で(羽生)結弦がショートを滑り終わった時点で、自分の役目は終わったと思った」

-(続けて、平昌五輪について言及)

「男子も女子もいい滑りをしていた。純粋に彼(羽生)の成し遂げたことは僕らがやろうとしていることにもプラスになる。(同じ氷の競技で)カーリングもいい影響を与えてくれる。冬のスポーツが次のオリンピックに向けていい影響を与えて行けたら」

-現役生活で、思い出の演技。

「僕の中では札幌でやった全日本選手権で3番になり、高橋大輔さんと表彰台に立てのは思い出。また最後の全日本、シーズン序盤から調子は良くなかったが、自分の中で最後にいい締めくくりができた」

-今後は。

「コーチの部分は勉強が必要。アシスタントとしてスケート教室に入ったりしなければいけない。今は存分に楽しみながらショーもできるので、いろんなことに挑戦したい」

-現役生活を振り返り。

「最後の一歩で悔しい思いをしたのは事実。先輩後輩に支えてやってこられた。みんながいたから続けてこられた。(浅田)真央も小学校から一緒にやってきたが、神がかった存在になった。でも仲間がいたからここまで来られたし、そういう環境に感謝したい」

-父でコーチの隆志さんへの思いは。

「『明日会見してくるよ』と伝えたが、感謝しかありません。『今までありがとう』と言いたい。支えがあったからこそ、ここまで来られました」