【競技結果・メディア情報】鳥取県成年女子 国体出場決定:第77回国民体育大会冬季大会 フィギュア競技予選会 / 成年女子4位・少年女子17位

2021年12月4日(土) ~ 12月5日(日)に神奈川県横浜市(KOSÉ新横浜スケートセンター)で開催された「第77回国民体育大会冬季大会 フィギュア競技予選会」に鳥取県代表チームが出場し、成年女子チーム(三村優希選手・永見千代乃選手)が4位、少年女子チーム(廣冨さくら選手・廣冨ひより選手)が17位となりました。

この結果、成年女子チームは、予選上位7県とシード県が出場する「第77回国民体育大会冬季大会スケート競技会」(2022年1月23日~27日・栃木県日光市)への進出が決定しました。

少年女子チームは、昨シーズン国体出場の廣冨さくら選手と国体予選初チャレンジの廣冨ひより選手との姉妹チームで挑みましたが、残念ながら予選突破はなりませんでした。

フィギュアスケート鳥取県代表チームの国体本戦出場は、昨シーズンの少年女子チーム(永見千代乃選手・廣冨さくら選手)に続き2年連続、成年女子チームとしては、2016年1月開催の第71回「希望郷いわて国体」(齋藤舞選手、熊沢良子選手)以来6年ぶりとなります。

左より成年女子チーム(須嵜功典監督・佐々木和音・三村優希・永見千代乃)、少年女子チーム(廣冨ひより・廣冨さくら・齋藤司監督)、岡本哲彦トレーナー

(2021年12月7日 日本海新聞)

■第77回国民体育大会冬季大会 フィギュア競技予選会

開催日:2021年12月4日(土) ~ 12月5日(日)
会場:神奈川県横浜市(KOSÉ新横浜スケートセンター)
主催:公益財団法人日本スケート連盟
主管:神奈川県スケート連盟
共催:公益財団法人日本スポーツ協会

■鳥取県代表チーム

成年女子
選手:三村 優希(大阪経済大学)
選手:永見 千代乃(ノートルダム清心女子大学)
監督:須嵜 功典

少年女子
選手:廣冨さくら(米子北斗高校)
選手:廣冨ひより(米子北斗高校)
監督:齋藤 司

コーチ:無良 隆志
コーチ:淀 粧也香
コーチ:奥岩加奈子
トレーナー:岡本 哲彦(鳥取県スケート連盟)
チームリーダー:佐々木和音(鳥取県スケート連盟)

■日本スケート連盟 公式結果・詳細

日本スケート連盟 大会要項 >>

■ 成年女子 / 県別順位4位

4位:永見 千代乃(ノートルダム清心女子大学)/ 93.40点

13位:三村 優希(大阪経済大学)/ 70.27点

※写真は、鳥取県大会時のものです。

順位 都道府県名 個人順位計 内訳
1 青森 7 ( 2/5 )
2 滋賀 15 ( 3/12)
3 広島 16 ( 6/10 )
4 鳥取 17 ( 4/13 )
5 岡山 19 ( 1/18 )
6 茨城 24 ( 8/16 )
7 埼玉 34 ( 9/25 )
8 山梨 34 ( 11/23 )
9 千葉 34 ( 14/20 )
10 岩手 41 ( 19/22 )
11 宮城 42 ( 7/35 )
12 新潟 43 ( 15/28 )
13 岐阜 47 ( 17/30 )
14 奈良 51 ( 24/27 )
15 沖縄 52 ( 21/31 )
16 長野 60 ( 26/34 )
17 群馬 62 ( 29/33 )
18 熊本 68 ( 32/36 )

■ 少年女子 / 県別順位17位

27位:廣冨さくら(米子北斗高校)/ 55.64点

36位:廣冨ひより(米子北斗高校)/ 44.97点

※写真は、鳥取県大会時のものです。

順位 都道府県名 個人順位計 内訳
1 神奈川 9 ( 2/7 )
2 埼玉 11 ( 5/6 )
3 青森 13 ( 1/12 )
4 広島 20 ( 3/17 )
5 兵庫 20 ( 9/11 )
6 北海道 24 ( 8/16 )
7 岐阜 33 ( 15/18 )
8 茨城 34 ( 4/30 )
9 群馬 34 ( 10/24 )
10 新潟 37 ( 14/23 )
11 秋田 41 ( 19/22 )
12 長野 42 ( 13/29 )
13 滋賀 48 ( 20/28 )
14 山梨 56 ( 21/35 )
15 石川 57 ( 26/31 )
16 奈良 63 ( 25/38 )
17 鳥取 63 ( 27/36 )
18 島根 65 ( 32/33 )
19 愛媛 71 ( 34/37 )

+++++++++++++++++++

※鳥取県成年女子チーム(三村優希選手・永見千代乃選手)が県別順位4位となり、上位7県とシード県が出場する国体本戦への進出が決定しました。

■第77回国民体育大会冬季大会 スケート競技会

開催日:2022年1月23日(日)~27日(木)
会場:・栃木県日光市

+++++++++++++++++++

2006年に鳥取県内のスケートリンクが閉鎖されてから今年で15年ということもあり、現在の鳥取県代表チームは、すでに鳥取県内からスケートリンクが無くなった後にスケートを始めた選手たち。

小さな頃から県外リンクで練習を重ねてきた選手たちが大きく成長し、15年経った今も、こうしてスケートリンクが無い鳥取県の代表チームが国体本戦に出場し続けてくれていることは、県内スケート関係者の誇りでもあります。

そして鳥取県スケート連盟の活動をずっとバックアップし続けてくださっている「鳥取県」の代表選手として出場する唯一の大会が、この国民体育大会。

今大会は、島根の湖遊館でやくもFSCを立ち上げて現在の選手を一から育ててきた米子の奥岩加奈子先生、岡山国際スケートリンクで鳥取選手の強化練習を長年おこなってきた無良隆志先生、そして元鳥取県代表の淀亜紗子選手の姉であり、現在ひょうご西宮アイスアリーナで三村優希選手のコーチを務めている淀粧也香先生、鳥取県スケート連盟で選手のサポートを務めている岡本哲彦トレーナー、齋藤司監督、須嵜功典監督、そして佐々木和音選手(環太平洋大)がチームをサポート。

今年から岡山国際スケートリンクに近いノートルダム清心女子大学に進学して大きくステップアップした永見千代乃選手と、大学4年生で見事に国体本戦初出場を決めた三村優希選手という2人での初の国体予選チャレンジは、過去の鳥取県チームの予選順位の中でも特に素晴らしい結果となりました。

国体本戦出場、本当におめでとうございます。

本戦でも素晴らしい演技ができるよう応援しています。

また少年女子チームの廣冨姉妹は、今シーズンが受験年ということに加え、湖遊館スケートリンクのオープンが12月にずれ込んだことで、日々の氷上練習がほとんどできないという状況の中でしたが、鳥取の代表として頑張ってくれたことに拍手を送りたいと思います。

今大会は無観客開催でオンライン配信もありませんでしたが、鳥取チームの国体本戦出場を喜んでくださった方もいらっしゃったようで、本当に嬉しく思います。

国体本戦でも皆様の応援、どうぞよろしくお願いいたします。

■鳥取県スケート連盟 Facebook