ソチ冬季五輪・羽生選手 金 / 町田選手5位 / 高橋選手6位 入賞おめでとうございます!

ロシア・ソチで2014年2月14日(日本時間15日)に行われたソチ冬季オリンピック「フィギュアスケート男子」で、羽生結弦選手(19=ANA)が、フィギュア日本男子念願の初・金メダルを獲得しました☆

そして、町田樹選手(23=関西大学)が5位、高橋大輔選手(27=関西大学)も6位に入賞と大健闘!本当におめでとうございます!!

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(日本海新聞 2014年2月16日版)

町田樹選手は、お母様が鳥取の倉吉出身ということもあり、オリンピック前から鳥取の倉吉市役所には町田選手への応援垂幕が掲げられたり、地元メディアで町田選手を応援するニュースも多く、鳥取県内でも期待が高まっていただけに、ショート11位からの最終5位は本当に嬉しい結果となりました。

「鳥取は、世界中で唯一気持ちを解放できる場所なんです」と語り、今でも祖父の住む倉吉によく里帰りされている町田樹選手ですが、以前は広島のインストラクターの秦安曇先生と一緒に、鳥取のリッチランド・アイススケートリンクでも練習していた馴染み深い選手だけに、今の活躍をとても嬉しく感じている当時の関係者も多いと思います。

鳥取のリッチランドで練習したことがある選手と言えば、実は高橋大輔選手もその一人で、当時鳥取リッチランドで盛んに行われていたフィギュア合宿に岡山から参加したのは小学校高学年の時。

長い間日本男子フィギュアを牽引してきた高橋大輔選手は、今大会では怪我での不調が心配されながらも、見事な演技で笑顔の入賞。

高橋大輔選手(岡山)、町田樹選手(広島)と鳥取近隣県からの代表選手の入賞は、羽生選手の優勝と並び、嬉しく、そして誇らしく思います。

鳥取にも多くの感動を与えてもらい、本当にありがとうございました!

オリンピック代表こそ逃しましたが、オリンピック直前1月24日の四大陸フィギュアの日本代表として見事優勝を飾った無良崇人選手(23=岡山国際リンク)もリッチランドでよく練習していた選手の一人。

現在活躍するトップ選手のジュニア時代を支えてきた鳥取リッチランドのようなフィギュア合宿の選手育成環境やノウハウなどが、もう一度活かされる場所が、鳥取に早く造られる事が望まれます。

【 2014年2月22日 追記 】

ソチオリンピック女子フィギュアスケートの決勝が21日に行われ、浅田真央選手(23=中京大)5位、鈴木明子選手(28=邦和スポーツランド)8位に入賞、村上佳菜子選手(19=中京大)12位の結果となりました。

特に、浅田真央選手のフリーの演技が終わった瞬間は、想像をはるかに超えた感動があり、メダルを取る事以上に大切な何かを感じさせてくれるものでした。

今回のオリンピック・フィギュアスケートでは、各国とも10代選手が急成長しており、大きな世代交代を感じましたが、フィギュアスケートに関わらず、選手が育つ環境を作るまでには、長い時間と多くの方の尽力が必要となります。

鳥取はスケートリンクという環境を整える前の段階で、まだまだ小さな力ではありますが、今回の各選手の姿勢や言葉は、これから先の大きな希望にも感じました。

各選手とも、多くの感動と希望をいただき、本当にありがとうございました。